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「帰ってきても、なんだか落ち着かない」「片付けても片付けても、部屋がごちゃごちゃして見える」——そんな毎日を送っていませんか? 忙しい毎日のなか、「ただ座ってぼーっとできる部屋」に憧れながら、何から手をつければいいかわからないまま時間だけが過ぎていく。かつての私も、まったく同じでした。

「物が多すぎる」と気づいた日のこと

2年前の私の1LDKは、まるでインテリア雑誌の「やってはいけない例」みたいな部屋でした。リビングには使っていないヨガマット、開けていないAmazonの段ボール、衝動買いしたサイドテーブル。ベッドの横には読んでいない本が積まれ、クローゼットは扉が閉まらないほど服でパンパン。

引っ越しのとき、運送会社のスタッフさんに「荷物、多いですね」と言われたことがきっかけで、スマホでミニマリストの部屋の写真を見るようになりました。そこに映っていた1LDKの空間の、なんと静かで美しいこと。「私もこんな部屋に住みたい」と思った瞬間、何かがプツンと切れた気がしました。

そこから約8ヶ月かけて断捨離を実践。手放したものはゴミ袋にして合計42袋分。そして今の私の部屋には、大型家具がたった7点しかありません。それでも、何も不便を感じていません。むしろ、人生でいちばん「家が好き」と思えています。

1LDKに置いた「7つの家具」だけで暮らせる理由

「7点って少なすぎない?」と思うかもしれません。でも実際に書き出してみると、意外とこれで十分なんです。私が現在リビング+寝室に置いている家具はこちら。

【リビング】4点

  • ローソファ(2人掛け・脚なしタイプ)
  • ローテーブル(折りたたみ可能)
  • テレビボード(壁寄せスタンドタイプ)
  • オープンシェルフ(幅60cm・1台のみ)

【寝室】3点

  • ダブルベッド(収納付き)
  • デスク兼ドレッサー(1台兼用)
  • チェスト(引き出し4段)

ポイントは「1つの家具に2つの役割を持たせる」こと。デスクとドレッサーを兼用にしたり、ベッドに収納機能をつけたりすることで、家具の数を最小化しながら機能は落とさないようにしています。物が少ない分、床面積が広く見え、掃除もロボット掃除機が隅々まで走れるほどスムーズになりました。

断捨離の前に「残すもの基準」を決めると迷わない

ミニマリストを目指す上でいちばんの壁は、「これ、捨てていいの?」という迷いです。私が実際に使った基準はシンプルで、たった3つの問いかけだけ。

手放すかどうかを決める「3つの問い」

  1. 過去1年間、実際に使ったか?(使っていないなら手放す候補)
  2. なければ代替できるものがあるか?(代用できるなら1つに絞る)
  3. 今の自分の生活に合っているか?(昔の自分に必要だったものは手放す)

特に3つ目の問いは強力でした。「いつか使うかも」というのは、多くの場合「今の自分には必要ない」のサインです。かつての私は「いつかホームパーティーをするかも」と思い、来客用の食器セットを6人分持っていました。でも実際にホームパーティーを開いたのは……過去5年でゼロ回。その食器は全部手放し、今は2人分だけ持っています。

この基準に沿って1カテゴリーずつ進めると、驚くほどスムーズに断捨離が進みます。最初は「キッチン用品だけ」など小さな範囲から始めるのがおすすめです。

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「すっきり見える」インテリアには色と高さのルールがある

家具の数を減らしても、色がバラバラだったり高さがまちまちだったりすると、なぜか部屋がうるさく見えてしまいます。インテリアをすっきりさせるには、「色と高さのルール」を意識するだけで劇的に変わります。

色は「3色ルール」で統一する

私が採用しているのはベース色70%・メイン色25%・アクセント色5%の黄金比。具体的には、ベースをオフホワイト、メインをウォームグレー、アクセントをテラコッタにしています。クッションや小物をこの3色以内に収めるだけで、部屋全体がぐっとまとまって見えます。

家具の高さは「低く・揃える」が鉄則

天井が高く見える部屋をつくるには、家具の高さを低く抑えること。目安は床から80cm以下。視線の抜け道ができることで、実際の面積より広く感じられます。私がソファもテーブルもローにこだわるのはそのためです。背の高い本棚や食器棚を処分したとき、部屋がまるでリノベーションしたみたいに広く見えたときの感動は今でも忘れられません。

ミニマルな暮らしが「節約」にもつながった話

実はミニマリストになって気づいた嬉しい副産物が、お金の使い方が変わったことです。物が少ない部屋に住んでいると、衝動買いが自然と減ります。「この家具、部屋に合うかな?」「また管理するものが増えるな」という意識が働くようになり、本当に気に入ったもの・本当に必要なものしか買わなくなりました。

断捨離した8ヶ月間でフリマアプリに出品したものは合計127点、売上は約8万4千円。捨てたと思っていたものが収入になったことも驚きでしたが、何より翌月から毎月の衝動買いが月平均2万円ほど減ったことのほうが大きな変化でした。物を減らすことは、節約の最強の近道だと実感しています。

「買う前に、本当に必要か3日考える」というルールを自分に課しただけで、かなりの衝動買いを防げるようになりました。ぜひ試してみてください。

まとめ|今日、一つだけ手放してみよう

1LDKの部屋を家具7点でシンプルに整えること、最初は「難しそう」と思っていました。でも振り返ってみると、すべては「今日、一つだけ手放す」という小さな一歩から始まりました。

完璧なミニマリストを目指さなくていい。「なんとなく帰りたくなる部屋」「朝起きたとき気持ちいい空間」——そんなふんわりした理想で十分です。まずはクローゼットの奥に眠っている、1年使っていないものを1点だけ手放してみてください。

その小さな「手放す気持ちよさ」が、きっとあなたの部屋づくりの最初のエンジンになるはずです。焦らず、楽しみながら。シンプルな暮らしは、あなたのすぐそばにあります。